軽やかだけど、丈夫
毎日座ったり動かしたりする椅子は、家具のなかでもとくに丈夫さが求められます。軽やかで繊細なデザインと、確かな堅牢性。この相反する要素をいかに実現していくのか----。
これが試作段階での大きな課題でした。たとえば「貫」を使わない椅子では、「フィンガージョイント」と呼ばれる高度な接合技術によって強度を確保するなど、長年培ってきたカリモクの木工技術が駆使されています。
そして、品質至上の家具づくりに取り組むカリモクの、「高品質の番人」ともいえるのが、厳しい耐久テスト。たとえば木製肘掛け椅子の場合は、55kgの荷重を座面に3万回落下させる試験をクリアしなければなりません。こうした工程を経て、「軽やかだけど、丈夫」が実現しました。
HC-1のチェア。強度を確保するために、座面の横桟と脚部の接合にフィンガージョイントを採用。曲面のある桟が軽やかさと手触りのよさを生む。
HC-3のアームチェア。大きな背面を支えるのは細めの部材。「くの字」型の接合部にもフィンガージョイントを使用。
